認知症の方への対応と相談機関等


◆認知症の方の対応 例

●症状が軽い場合は日常生活の

安全面に気をつけて見守る程度

 

●症状が軽度から中程度の場合

は一緒にいる時間を増やす

ストレスの軽減、不安や心配事の

軽減、会話(明るい話題を話す)

気分転換(散歩・買い物・ドラ

イブなど)、医療機関や施設等

を利用、介護サービスを利用等。

 

●症状が中程度から重い場合

は、複数人で介護する

出来れば本人の安心する人に協力を得る。

本人の子供や孫などが理想。

医療機関や施設などを利用

介護サービスを利用など。

   

●症状が重い場合は専門機関の

利用を増やす

中には施設を利用して症状が悪化

する方もいらっしゃいます。

そういう場合は家庭での介護を

中心としたサービスの利用を増や

したり身近な人に協力を得たり等

安心して過ごせるような環境作り

大切な場合もあります。

 

 

◆介護する人の負担軽減

認知症の程度や原因にもよる

と思いますが、認知症と診断

された場合は家族や親戚など

身近な人に話をして、協力を

得ることが必要だと思います。

認知症の方を一人でお世話

するのは無理なので一緒に暮ら

す人の負担が重くならない様に

することが大切です。

その対策の例として

・兄弟姉妹や子供など気軽に話せる人に協力を得る

・介護サービスを利用

・近くの医療機関や施設を活用する

・電話などでいつでもどこでも相談できる機関を利用する

・家族の会などに参加

などがあります。

 

お世話する人の心身の状態が

良くないと良いケアが困難になります。

 

 

◆認知症の相談機関など 

●かかりつけ医

●認知症の専門外来や認知症疾患医療センター

●住んでいる所の役所(福祉課など)や保健センター

地域包括支援センターなど

東京都では「かかりつけ医・認知

症サポート医名簿」の公表をしています。

認知症コールセンターなどの窓口

設けて電話相談を実施している役所もあります。

 

●認知症の方の家族の会

●インターネットの利用 等

 

情報提供や相談できる機関も増えてきています。

 


認知症項目一覧


◇参考文献
インターネット
厚生労働省HP内
認知症施策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
認知症サポーター
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html
みんなのメンタルヘルス
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_recog.html

NHK厚生文化事業団サイト内
家族が認知症と診断されたあなたへPDF
https://www.npwo.or.jp/wp-content/uploads/2016/05/ninchisyo_kaigo.pdf

ウィキーペディアHP内
//ja.wikipedia.org/wiki/認知症


書籍
「まるごと覚える介護福祉士」新星出版社
「医学大辞典」