(修得程度の審査方法)
○基本研修(講義)
*第1号・2号同じ
筆記試験による知識の定着の確認
出題数30問
合否判定基準
正解率が9割以上が合格
○基本研修(演習)
*第1号・2号同じ
実務を念頭においた評価
喀痰吸引等を安全に実施するための技能の修得の確認
シミュレーターで一人で実施できるようにする
演習指導講師が評価
口腔内吸引、鼻腔内吸引、気管カニューレ内吸引、
胃ろう又は腸ろう、経鼻経管栄養 各5回以上実施
救急蘇生法 1回以上実施
*上記の演習が手順どおりに実施できているか評価
合格の具体例 1
5回実施し、5回目が手順どおり出来ている場合
合格の具体例 2
5回実施し、そのうちの3回目だけ手順どおりに出来ている場合は、
6回目を実施し、手順どおり出来れば合格
○実施研修
実務を念頭においた評価
喀痰吸引等を安全に実施するための技能の修得の確認
実地研修協力者の協力に基づき実地研修を実施
実地研修指導講師が評価する
第1号研修
口腔内吸引 10回以上
鼻腔内吸引 20回以上
気管カニューレ内 20回以上
胃瘻又は腸瘻 20回以上
経鼻 20回以上
第2号研修
口腔内吸引 10回以上
鼻腔内吸引 20回以上
胃瘻又は腸瘻 20回以上
合格基準
累積成功率が70%以上でかつ、最終3回が全て成功した場合
具体例1
口腔内吸引を10回実施
最終3回全てが成功し且つ、10回のうち7回以上成功した場合は合格
具体例2
口腔内吸引を10回以上実施
最終3回全てが成功したが、成功率が70%に達していない場合は、
70%以上になるまで回数を重ねる。
例えば10回のうち6回が成功(60%)した場合は、11回~14回まで
全て成功した場合は合格。
続きはこちらです→ 介護職員などの研修の評価(第3号研修の場合)
■参考・引用文献
インターネット
厚生労働省HP内
平成24年度喀痰吸引等指導者講習事業第三号研修(特定の者対象)喀痰吸引等指導者マニュアル p52~p62
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/tannokyuuin/dl/04_kensyuu_02-01-1-1.pdf
平成24年度喀痰吸引等指導者講習事業第三号研修(特定の者対象)喀痰吸引等指導者マニュアル p2~p3
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kaigosyokuin/dl/manual_all.pdf
介護職による喀痰吸引等の研修カリキュラムについて(総論)p26~p40
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/tannokyuuin/dl/04_kensyuu_02-01-3-1.pdf
平成24年度 喀痰吸引等指導者講習事業(第一号、第二号研修指導者分)
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/tannokyuuin/04_kensyuu_02-01.html
喀痰吸引等制度論 p52 P56~p62
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/tannokyuuin/dl/04_kensyuu_02-01-1-1.pdf
書籍
「介護職員等のための 医療的ケア」(公益財団法人 日本訪問看護財団 編)p171 p183~p193 ミネルヴァ書房