◆目的
喫緊、重要な課題である介護人材の確保と介護現場の革新に対応する為。
◆改定事項
(1)介護職員の処遇改善や職場環境の改善に向けた取組の推進
(2)テクノロジーの活用や人員基準・運営基準の緩和を通じた業務効率化・業務負担軽減の推進
(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減の推進
(1)介護職員の処遇改善や職場環境の改善に向けた取組の推進
●改定内容
①処遇改善加算の職場環境等要件の見直し
②介護職員等特定処遇改善加算の見直し
③サービス提供体制強化加算の見直し
④特定事業所加算の見直し
⑤介護付きホームの入居継続支援加算の見直し
⑥人員配置基準における両立支援への配慮
⑦ハラスメント対策の強化
(2)テクノロジーの活用や人員基準・運営基準の緩和を通じた業務効率化・業務負担軽減の推進
●改定内容
①見守り機器等を導入した場合の夜勤職員配置加算等の見直し
②見守り機器を導入した場合の夜間における人員配置基準の緩和
③テクノロジーの活用によるサービスの質の向上や業務効率化の推進
④会議や多職種連携におけるICTの活用
⑤薬剤師による情報通信機器を用いた服薬指導の評価
⑥療養通所介護の利用者の状態確認におけるICTの活用
⑦人員配置要件の明確化
⑧オペレーターの配置基準等の緩和
⑨認知症グループホームの夜勤職員体制の見直し
⑩管理者交代時の研修の修了猶予措置
⑪介護老人福祉施設等の人員配置基準の見直し
⑫看護職員の配置基準の見直し
⑬管理者の配置基準の緩和
⑭外部評価に係る運営推進会議の活用
⑮計画作成担当者の配置基準の緩和
(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減の推進
●改定内容
①利用者への説明・同意等に係る見直し
②員数の記載や変更届出の明確化
③記録の保存等に係る見直し
④運営規程等の掲示に係る見直し
続きはこちらです→ (1)介護職員の処遇改善や職場環境の改善に向けた取組の推進
掲載日2022年4月28日
◇参考・引用文献
*厚生労働省サイト内
令和3年度介護報酬改定の主な事項について 第199回(R3.1.18)
p33-p42
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000727135.pdf
令和3年度介護報酬改定における改定事項について 第199回(R3.1.18)
p106~p139
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000750362.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000768899.pdf
審議報告案にかかる参考資料 第196回(R2.12.9)
p123~p155
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000703105.pdf
令和3年度介護報酬改定に関する審議報告第 199 回(R3.1.18)
p37~p49
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000721066.pdf
*介護報酬の算定構造 介護サービス第199回(R3.1.18)
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000728262.pdf